仕事が早く、話も早い。これも技術者集団のなせるワザ

この先、予想される作業をスタート時点で明示。 積極的な提案で開発もスムーズに

ご要求に対しては、できるだけ提案をして動くようにしています。例えば、圧力の処理に変更があった際に、安全のためにこの異常検出を行った方がいいのでは…といった仕様の提案をしたり。あとで影響範囲の検討不足が見つかると、追加の作業が発生してしまうので、はじめに洗い出し、極力、スタート時点で予想される作業を明示するようにしています。そのため納期が延びてしまうケースは、まずありません。それが、仕様とプログラムを知り尽くした、立花エレテックの技術者の強みではないでしょうか。

「閉じた→開いた」「開いた→閉じた」の違い!? お客様が見えない部分にも注意を払う

新しい機能を追加する際には、細かい部分も見落とさないよう、特に注意が必要です。例えば、フタの開きっぱなしを検知する機能であれば、「閉じた→開いた」を認識するのか、「開いた→閉じた」を認識するのかで、仕様も変わってきます。ですので仕様書に落とし込む前に、試作機などを使って検討を重ね、「このタイミングでこうしたら、こうなる」といった考えられるだけのパターンの資料を作ってから、打ち合わせに挑みます。そうすることで、お客様から「やはりこうしたい」といった方向性や潜在的なニーズを引き出すことができます。

  • 新機能追加に向けて、プロジェクトメンバーで検討
    を重ねる

  • 試作機となる基板の一例

立花エレテック独自の組み込み用OSを搭載し、複雑な仕様変更も短期間でクリア!

炊飯器にとって重要な「釜」が完全に変わったモデルチェンジでは、ヒーターやセンサーの数に加え、新しい機能が一気に増えたため、苦労が多かったですね。そのときはアセンブラ言語からC言語に置き換えるタイミングとも重なり大変でしたが、以前から当社独自の立花OSを使用していたメリットが活かされました。立花OSは機能を限定したシンプルなOSなので、プログラムの構造は変更せずに済んだため、スムーズに置換えができました。

また、センサー入力する部品、ヒーター出力する部品、液晶ディスプレイを表示させる部分など、OSによってプログラムが機能ごとに部品化されているため、プログラム変更の作業分担がしやすいのもメリット。各部品に担当者をつけて同時に作業ができるので、納期を守って対応できました。

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