- 製造業
画像処理
- 業務効率化
- 機能向上
- 異常発生時前後だけを映像に記録したい
- 本格的な動画カメラはコストが高い
- 録画のメモリー容量が心配
- ラインを制御しているプログラマブルロジックコントローラー(PLC)の信号入力に対応、異常発生時のみ録画
- 数万円程度で導入が可能
- 異常発生時だけ記録するので大容量メモリーは不要
画像処理
ご相談をいただいた電池メーカーでは、時折、製造ラインが停止するトラブルが発生していました。作業対象物がどのような状態で流れてきたときにトラブルが発生するのかわからず、人が張り付いて判断するしか方法がありませんでした。「ラインを無人で撮影したい」「異常発生直前の状況を確認したい」「現場裁量で決済できる価格帯で導入したい」とご相談を受けました。
工場ラインを制御しているPLC信号を入力できるユピテル製カメラをご提案しました。
ラインを流れてきた作業対象物の高さ異常などPLCが異常検知した場合、その信号がONしたときだけ信号ON時前後の動画を記録します。長時間録画した中から異常発生時を探し出す手間がなく、記録するメモリー容量の消費を低減する仕組みとなっております。
ユピテル製カメラは3種類。ズームレンズ搭載でさまざまな工程に使用できる「FA1001」、工程内を監視するだけなら「FA1002」、防塵・防水機能がある「FA2001」(IP55相当)です。
※IP55はIEC(国際電気標準会議)規格で定められた防水や防塵に対する規格
共通特徴:
カメラ素子はカラーCMOS、30万画素、音声記録可、平均消費電力4ワット
録画方法は3つ。異常信号を検知したときだけの「イベント記録」、電源ONから連続して撮影する「常時録画」、常時録画しながら、異常時にしっかり記録する「常時+イベント」。
異常検知時だけのイベント記録では、工作機械、PLCなどからの信号入力に対応しており、信号を検知したときだけ、その信号の前後20、30秒間の動画を保存します。録画時間は「前15秒/後5秒」「前12秒/後8秒」「前10秒/後10秒」、「前20秒/後10秒」「前18秒/後12秒」「前25秒・後5秒」の計6種類から選択ができます。記録した動画は、専用ソフトでパソコンで閲覧。記録されたイベントごとに動画を確認できます。また、「レポート」機能により、記録データの異常信号を定量的に確認することも可能です。レポート形式での印刷にも対応できます。
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