- 製造
その他
- コスト削減
- 電気を大量に消費するエアーブローで省エネしたい
- エアー使用量を落としても機能に問題が出ないことが必要
- 人がコントロールすることなく、自動的にエアー消費量を減らしたい
- 切り替え弁をホースとエアーガンの間につけるだけでエアー使用量をほぼ35%削減し、電力使用量を削減
- パルス(間欠)吹き出しなので、エアーブローの機能には影響なし
- パルスエアー生成ユニットは電源いらずで簡単に導入が可能
その他
自動車部品製造工場では、約200台ものエアーブローガンを使用しているケースもあります。加工工程で出る切粉を吹き飛ばしたり、洗浄後の水切り、付着したゴミやホコリの除去 など、ありとあらゆる工程でエアーブローガンが必要です。
これまで、LED照明を導入したり、最新の機器へ更新したり、省エネ努力を積み重ねてこられましたが、大量に使用しているエアーブローについては「対策がない」とあきらめておられました。「省エネの限界」の突破口になればと見つけてきたのが「エアセービングユニット/ エア連打」(クロダニューマティクス製)というエアーの切換弁でした。
エア使用量を削減すれば、エアーを発生させるコンプレッサーの消費電力が削減でき、ひいては二酸化炭素排出量の削減につながります。もっとも、エアー量を削減してもエアーによる機能や効果が落ちては困ります。このユニットは、連続ブローからパルス(間欠)ブローにすることで、効果を落とさず、エアー量を削減できるのがポイントです。
コンプレッサーで作られた圧縮エアーを送り出すホースと、吹き出し口の「エアーガン」の間に「エアーセービングユニット」を挟むだけ。ホースやエアーガンのつなぎ口は、ほとんど規格化されているので、サイズの心配もありません。
通常のエアブローは、連続でエアーを出しますが、このユニットを通して出るエアーは「パルスブロー」になります。切換弁がオン・オフを小刻みに繰り返し、パルスブローを生成します。連続ブローに比べ、パルスブローのエアー消費量はほぼ半減します。
連続ブローに比べ、パルスブローは圧縮したエアーを繰り返し対象物に衝突させることでブロー効果の向上が期待できます。
エア消費量およそ35%削減し、電力使用量を削減
導入には特別な工事が必要ありません。クロダニューマティクスのエアーセービングユニット「Air-RENDa™/エア連打」は、エアーブローガンに取り付けるだけ。電源も不要です。
また、接続するエアブローガンや対象物に応じて、パルス幅を5~15ヘルツの間で調節することも可能です。調整トリマを精密マイナスドライバで時計回りに回すとエアー排出時間を長くすることができ、反時計回りに回すとエアー排出時間が短くできます。もちろん、通常の連続ブローにする「切換ボタン」もあります。ボタンを押した状態で時計回りに90度回すと、連続ブロー状態をロックすることもできます。パルスブローに戻す時は、反時計回りに戻して解除します。
※)注意点
独自の機構でパルスエアを発生させますが、エア流路の「オン/オフ」切替えは一般の電磁弁と同じ構造ですので、その主弁には潤滑油を含みます。よってクリーン環境や除電用途には適していません。
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