- 製造
見える化
- 省エネ・エコ
- 機能向上
- センサーのデータ収集用PLCは製造から15年近く経過
- システムを運用しているパソコンはOSが「ウインドウズ2000」、サポート切れのため更新が必要
- 既存システムの資料が存在しない
- 三菱電機製の汎用PLCを使用することで、将来の置き換えも簡単
- 既存ネットワーク仕様で、ウィンドウズ7用システムを独自に開発、今後の改造やリニューアルも容易に
- 資料なし、サポートなしでもゼロからシステムを解析
見える化
紙・パルプメーカーの工場では、環境規制を守るため、工場内外の煙、風向、風速、外気温などを常時計測しています。
ご依頼をいただいたお客様の工場では、センサーで計測したデータをPLCで収集、NTTドコモの企業向け通信サービスを使って事務所棟の管理・運用パソコンに送信しています。
センサーとPLCによる計測装置は2セット。定点観測する固定装置と工場の敷地内外を巡回する軽トラックに設置した移動装置で、環境管理を徹底しておられました。
システム構築から15年近くが経過し、PLCもパソコンも更新する必要がありましたが、既存システムに関する資料が工場内に存在せず、導入時のことを知る社員も残っておらず、――という状況でした。「どうやって更新したらいいのか」と悩まれ、PLCと連携するシステムが得意な立花エレテックに相談に来られました。
既存システムを1カ月という短期間で解析、最新のPLCとパソコンへの置き換えを1カ月で実現しました。
従来のシステムの資料が全く存在していませんでしたが、PLCが得意な立花エレテックなので大丈夫。他社製品から三菱電機製PLCへの置き換えを数々経験しているため、現状のシステムの解析はお手の物、既存のセンサーやネットワークをそのまま生かし、最適な最新システムのご提案をしました。
従来のウィンドウズ2000はマイクロソフトのサポートが切れていました。「ウィンドウズ7」で新システムを構築、これによりサポート対象に。従来システムではマイクロソフト「アクセス」でデータを蓄積されていましが、、新システムではアクセスと親和性が高いマクロソフト「SQLセーバー」を採用しました。
管理パソコンのアプリケーションもゼロから作成しました。
計測装置のPLCも設計資料が現存していませんでした。調査・解析しながらのリニューアル作業でした。
調査を実施した箇所については、詳細に文書化し、納品させていただきました。今後、更新や改造を計画された場合も、容易に判断、実施できます。技術商社ならではのきめ細かさをこころがけました。
製造業など全般 | PLCの更新が必要なすべてのシステム、PLCで収集したデータを離れた場所で監視する必要があるシステム |
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