事例詳細 エネルギー監視システム

  • 製造

その他

  • 機能向上
  • コスト削減
  • 省エネ・エコ

自動車部品メーカー 工場のエネルギー関連監視システムを、三菱電機製SCADA(監視制御)ソフトで更新! 高機能で安価、遠隔からのWEB監視で工場の見える化も可能に

課題

  • 10年前に導入した省エネ管理サーバーの寿命が近い
  • 将来、エネルギーだけでなく稼働状況も監視をしたい
  • 比較的新しい収集サーバーの使用は続けたい
  • 現在のシステムはネットワーク内でしか監視ができない
  • システム更新のために長時間工場を止めることができない

導入効果

  • サーバー更新に合わせてソフトを刷新、高機能化
  • 汎用SCADAソフトで拡張性向上、統合監視も
  • 既設収集サーバーが流用できるシステムに
  • インターネットから遠隔監視が可能
  • 制御に精通した立花エレテックだから現場切り替えは1~2日

導入の背景・課題

省エネ管理サーバーが老朽化、システムが壊れる前に更新へ

名古屋の自動車部品メーカーからご相談がありました。約10年前、工場全体に関わる電力・電流・電圧・力率などのエネルギーを監視するシステムとして、三菱電機製「EcoManagerⅡ」を導入されましたが、この管理システムに使用している「Windowsサーバー」の寿命が近く、「サーバー更新に合わせて汎用SCADAソフトを使ったシステムにしたい」とご要望でした。

また、システム内で省エネデータを収集しているサーバー6台のうち、4台の寿命も近いとのこと。省エネデータ収集サーバーは三菱電機製「EcoServerⅢ」と「Eco ServerⅡ」でした。「Ⅱ」を約10年前に導入、Ⅲは約3年前に導入されたもの。エネルギー監視システム全体を更新したいが、「Ⅲ」は比較的新しいのでそのまま残したい、というご意向もありました。


システムの概要

管理サーバーについては、中大規模の汎用SCADAソフト、三菱電機製「MC Works64」への更新をご提案しました。「EcoServerⅢ」はそのまま使用し、「Ⅱ」について、制御に使用するプログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)に置き換えることをご提案しました。工場で使用されているほかの制御用PLCも三菱電機製をお使いで、三菱製ソフトと調和性が高いこともメリットでした。また、他社製の同機能のSCADAソフトに比べて、4割近く安く導入できます。

システム構成

導入のポイント

「MCWorks64」は2016年5月にリリースされたSCADAソフトです。国内では、システム構築を手がけた会社がまだ少ないことを、当初、不安に感じておられました。立花エレテックは、三菱電機製品を使ったシステムの経験が豊富で、SCADAの構築実績も多く、「新しい製品でも、短時間で作業を進められます」と自信をもってご提案しました。

三菱電機製品に精通しているので、「EcoServerⅢ」を流用すること、「EcoServerⅡ」をPLCに置き換えることにも自信があり、導入コストを抑えることができました。設計から納品まで、予定通り、3か月で更新作業を完了させました。


導入の効果

従来お使いのシステムは、エネルギーの監視は、工場内のネットワークにつながっていることが条件でした。「MCWorks64」は、インターネット環境があればどこからでも監視でき、離れた場所から「工場の見える化」ができるようになりました。将来的には、収集したデータを3次元グラフにすることも可能になるほか、エネルギー監視にとどまらず、「稼働状況」「予防保全」「品質管理」といったエネルギー以外の監視も短期間で構築できます。

応用できる業界・職種

製造全般 中央監視やユーティリティー監視システムの更新を検討している製造業、監視の遠隔化を検討している製造業

総合お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ:06-6539-2718

Webでのお問い合わせはこちら

What's New

絞り込み検索(業種や導入効果などから絞り込み検索が可能です。)