事例詳細 液体、粉体等の秤量作業を伴う製造業全般

  • 製造

見える化

  • 業務効率化
  • 機能向上

モバイル端末を用いた秤量システムにより作業ミスの防止&作業効率の向上を実現!

課題

  • 紙ベースの目視確認によって作業ミスが発生していた
  • 現場では紙に記入し、後で端末にデータ入力するため、二重の手間が発生していた
  • 製品品質に関わるため、確実に記録を取り、作業者が改ざんできないようにしたい

導入効果

  • 指示量通りに秤量をされない場合はエラーを出すため、作業ミスを防止
  • 秤から値を取得することで確実な記録ができ、高精度なトレーサビリティを実現
  • 現場で直接データを入力することにより、入力作業を軽減
  • 秤量指示に従い作業が可能となり、新人や外国人作業者への教育負荷が軽減

導入の背景・課題

紙の運用をなくし、秤量ミスをなくしたい

製造業のお客様からのご依頼です。
粉体や液体の原料を正確に計量する秤量作業工程において、紙の指示書を使って運用されていました。秤の値を目視で確認、手書きで紙に記入していたため、秤量の実績データが不正確でした。顧客から生産実績データの提出を求められるため、作業ミスなく正確なデータの記録が急務でした。
また、秤量の作業ミスの発生による、製品の廃棄が問題となっていました。


導入システムの概要

システム概要図

モバイル端末を用いた秤量システムをご提案。
作業員はモバイル端末のレシピ指示内容に沿って秤量作業を実施します。

  • モバイル端末で原料のQRコードを読み取り、原料が指示内容と一致していることを確認します。
  • 原料を秤に載せ、指示量に調整します。
  • モバイル端末でネットワーク経由で取得した秤量値を登録します。
  • 秤量作業完了時に出力されるQRコードの付いたラベルを秤量済みの原料に添付し、次工程で個体判別に使用します。
  • 作業ミス(指示通りでない)時は画面表示およびブザーで作業員に知らせます。
  • モバイル端末、ラベルプリンタはWifiで接続します。
  • 登録内容はすぐにサーバーに送信されます。

導入のポイント

  • モバイル端末での秤量指示に従い、誰でも作業ができるので作業ミスを防止ができました。
  • 現場で直接データを入力することにより入力作業が軽減でき、人手不足を解消できました。
  • 目視確認ではなく、秤から値を取得することで、確実な記録ができ、高精度なトレーサビリティを実現しました。
  • 様々なメーカーの秤とも連携でき、機種によっては既存の秤も使用可能です。
  • お客様独自のオペレーションに応じた作り込みが可能で、現状の運用を大きく変えずにシステムが導入できます。
  • 誤投入防止ソリューションとして、管理対象工程を「入荷」・「原料在庫」・「ピッキング」・「計量」・「投入」・「完成品在庫」・「出荷」に拡張することが可能です。

応用できる業界・職種

製造系 液体、粉体等の秤量作業を伴う製造系全般

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