事例詳細 サーボシステムを短期間で更新

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  • 業務効率化

サーボシステムを短期間で更新プログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)はそのままで更新時間短縮&費用も削減!
工場のラインを長時間止めずに更新! 置換え前と置換え後の概要図

課題

  • 更新作業でラインを長時間停止できない
  • 設置から20年が経過、生産終了品で在庫もないため、故障した時のリスクが大きい
  • 短時間で更新したいため、PLCのプログラムを変更したくない

導入効果

  • サーボシステム3軸を3時間程度で更新
  • 現行機種に更新、万が一の時もすぐに対応が可能に
  • プログラムはそのままでサーボシステムを更新、すぐに立ち上げが可能に

導入の背景・課題

サーボシステム老朽化に伴い、現行品に更新したいが設備停止可能時間が限られている

食品メーカーからのご相談です。充填工程のラインで、充填機を使用しています。その製造ラインのサーボシステムには三菱電機製「J2Sシリーズ」を使用しており、導入から約20年が経過。老朽化が進み、お客様も予備品を持っていない状態でした。そこで、このままではアンプやモーターが故障した際に代替品がなくリスクが大きいため、サーボシステムの更新を検討されていました。しかし、生産の都合上、1日もラインを止めることは難しいとのこと。そこで、「長時間ラインを止めずにサーボシステムを更新できないか」とのご相談を受けました。


導入システムの概要

導入システムの概要図

プログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)は更新せずに、サーボアンプとサーボモーターを三菱電機製の現行品であるMR-J4-□B-RJとMR-J4-T20へ更新を提案。PLCのプログラミング変更は必要ないため、短期間で更新が可能。更新には、三菱電機エンジニアリング製リニューアルツールを使い、動力ケーブルやエンコーダケーブルは既設のもので流用が可能です。


通常の更新では、PLCのラダープログラミングの変更が必要なため、工事後試運転調整時間も含め約1週間要しますが、今回はライン3軸を1日3時間、2日間にわけて2ラインを計6時間で更新完了しました。PLCのプログラム変更がないので、更新後は短時間で立ち上げが可能です。


今回の工事では、アンプとモーターを同時に一括で更新しましたが、アンプだけ、サーボだけの更新も可能です。

導入のポイント

■サーボシステム更新は立花エレテック技術本部、モーターの取り換えは立花エレテックグループ会社である研電工業が行うことで、より短時間での更新を行うことができました。「電機」と「機械」の更新を同時進行でにスムーズに行えるのは立花エレテックグループの「ワンストップソリューション」の強みです。


■PLCは更新していないため、通常の更新に比べ、費用を抑えることができました。


導入の効果

■PLC構成は更新していないため、従来の動きをそのまま再現できます。

■現状モデルに更新したことで、予備品のストックがあれば、万が一の事態にもお客様で対応が可能になりました。


応用できる業界・職種

製造系 サーボシステムの更新を検討している製造業

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