事例詳細 ハンディー端末出荷検品システム

  • 製造

物流

  • 業務効率化
  • 機能向上

プレス加工メーカー ハンディー端末を使用する出荷検品システムで、納入先大手メーカーから届く紙の出荷指示書上のバーコードを活用した仕組みを構築 出荷計画を自社でつくらない協力会社の事情に合わせたシステム! バーコード、QRコードが書かれた指示書をそのまま活用し、自社の出荷システムとの照合を行うことが可能に ※QRコード/QR Codeは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

課題

  • 出荷指示は、納入先である大手メーカーから紙伝票で行われ、自社のシステムと出荷指示データの連携はできない
  • 目視によるチェックのため、誤出荷が多く、客先からのクレームに
  • 納入先からの伝票にあるバーコードを活用し、誤出荷をチェックする仕組みをつくりたい

導入効果

  • 出荷指示伝票上のバーコードを読むハンディー端末により、作業効率アップ
  • 自社のシステムの現品票との照合端末内完結
  • 一日の出荷結果は、汎用データで送り出せるように
  • 無線機能つき端末のため、指示書データで届くことになっても対応できる

導入の背景・課題

大手メーカーの協力会社であるため、出荷指示は納入先から紙伝票で届き、自社システムにデータ取り込みが出来ずに手作業(目視)で出荷チェックを行っていた

納入先の大手メーカーの出荷指示書にはバーコードが記載されており、このバーコードに含まれる製品名や出荷数量を読み取って、社内現品票のバーコードに含まれる製品名と入り数をマッチングさせれば大幅に作業が簡素化されると判断。
ハンディー端末に、「バーコードを読み取り~出荷目前の製品にある現品票のバーコード内容と照合~出荷実績データを蓄積~社内上位システムへ連携」という当社開発のプログラムを搭載しました。


導入したシステムの概要

システム概要図

出荷3ラインで導入
ハンディー端末5台

端末の機能 :
①指示書データの読み取り  ②出荷内容の照合  ③1日の作業データの集積
④無線通信機能を備えており、出荷実績をデータで上位システムへ転送することが可能

端末は汎用のハンディー端末を使用し、内部にバーコード、QRコードを解析するプログラムを書き込んでいる。

導入のポイント

指示書の読み取りから出荷照合、データ蓄積まで全ての機能のあるハンディー端末プログラムを開発

出荷伝票と現品票にバーコードやQRコードを印刷する改造ができれば容易に導入することができます。
伝票上の情報(バーコードやQRコード)を利用して出荷時の検品作業をできるようにしました。


導入後の効果

目視による検品作業に比べ、出荷ミスが大幅に減少

ハンディー端末での出荷検品は、目視による作業よりも若干時間がかかりますが、出荷ミスがなくなるという大きなメリットがあります。
出荷ミスが減ることで、納入先からの評価もアップしますし、納品のやり直しなどの時間のロスも削減出来ます。
ハンディー端末の操作方法は最大限にシンプルに。作業員が変わっても、すぐに使用できるものにしました。

製造業では、外部の協力会社を活用することが多く、受発注や出荷の作業にデータを活用することが出来ない場合があります。
このように紙で届く伝票にバーコードやQRコードを印刷すれば、ハンディー端末システムを活用して自社のシステム内で誤出荷チェックをすることが可能になります。

応用できる業界・職種

各業種全般 紙の伝票を使用しなければいけない工程があるすべての業界

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