- 製造
物流
- 業務効率化
- 機能向上
- 需要が急に拡大し、人による箱詰め作業が追い付かない状態に
- 24時間稼働で夜間作業者の確保が難しく、コストもアップ
- 長時間労働で個数を間違えるなどのヒューマンエラーが発生
- 人海戦術には限界があり、商機を逃していた
- ロボット導入により、箱詰め作業を完全自動化、コスト削減に!
- 24時間の連続操業も可能に
- カメラで袋の位置を検出し、ロボットを制御することで、質の高い箱詰め作業を実現
- 処理能力が格段に向上し需要の伸びに対応
物流
この食品メーカーでは、生産から包装作業にいたるまでに自動機械を導入されていましたが、出荷のための箱詰めは人が行っておられました。
2013年4月、ある袋入り食品を新発売し、少量での生産からスタートされました。うれしいことに評判がよく、人気製品となり、出荷量が一気に50%アップすることに。
ほとんどの工程に機械が導入されているので増産に即対応できましたが、人手による出荷作業がボトルネックとなっていました。
出荷作業を24時間稼動にし、臨時作業員も配置しましたが、それでも出荷が追いつかない状況になり、せっかくの商機を逃すことになっていました。
また、箱詰め作業で、疲れや勘違いによる詰め忘れなどのヒューマンエラーも発生していました。
製品は、上下左右の方向がバラバラの状態でコンベア上に流れてくるため、位置情報(x座標,y座標,θ角度)を正確に把握してロボットに伝える必要があります。そこで、位置検出に優れたコグネックス「PatMax®テクノロジー」を活用。この技術を搭載したカメラを導入することで、より正確な箱詰め作業ができるようにしました。
三菱電機とコグネックスは、2009年にパートナー契約を締結、三菱電機製ロボットとコグネックス製カメラには高い親和性があり、正確に箱詰めするシステムを構築することができました。
人が行っていた作業を、ロボットとカメラを組み合わせて自動化することにより、省人化及び作業品質の向上を実現しました。
特殊用途の機械に対し調査分析を行いシステム化することは、技術商社である立花エレテックの得意とするところです。
当初、カメラなしの箱詰めロボットだけでの導入も検討されましたが、それでは製品をコンベア上に整然と流す手間がかかることから、位置把握カメラも合わせて導入することになりました。
製造業など全般 | 製品の位置が均一でない物のピッキング等 |
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