- 製造
プロセス系生産システム
- コスト削減
- 業務効率化
- 製造システムを導入しているが、簡単なカスタマイズでもコストがかかり、保守費用も高価
- 汎用性も高く、ソフト修正や保守費用も安価で対応可能に
プロセス系生産システム
某食品メーカーでは、製造ラインの制御システムにおいて、EWS(エンジニアワークステーション)やDCS(分散制御システム)を使用していますが、保守だけでも年間数百万のコストがかかり、カスタマイズ不可(ソフトも生産終了)のため更新を機に新しいシステムの導入を検討されていました。
ERP(基幹システム)は完成度が非常に高く、導入するシステムも品質の安定さが求められます。
立花エレテックとエンジニア会社は、検討を重ね汎用性が高く、パソコンで操作できるMES(製造実行システム)を提案しました。
これまでDCSに代わる計装PLCのようなシステムはありませんでしたが、今回導入したMELSECは食品工場の要件には十分対応できる能力を持ったシステムで、DCSと同様の機能を持った上でコストが抑えられる点もポイントです。
お客様の資料を整備し、現在オペレーションしているシステムと突き合わせながら現在の仕様を調査することから始まり、生産計画を踏まえ、長期のライン停止は不可能で、5ラインを2週間という短いスパンで対応しなければなりませんでした(GWなど長期休みの時期にしかラインを停止できないため)。
業界に特化した専門的な知識も問われるため、標準機能や業界の特有の機能を把握・柔軟な対応力は、立花エレテックの強みの一つとも言えます。
今回の導入にあたっては、お客様の売れ筋商品の発注が立て込んだこともあり、納期が2週間とかなりタイトなスケジュールでしたが、業界知識の豊富な立花エレテックの技術者がフル稼働し、無事に導入することができました。
導入後は、お客様側でもカスタマイズでき保守費用もほとんどかからないので、年に一度の定期保守は、数十万のコストに抑えられています。(以前の約1/10に削減)設備的にも能力は1.5倍にもなっており、生産性も向上したこともあり、お客様にも満足いただけるソリューションとなりました。