- 製造
セキュリティー
- セキュリティー
- 搬入搬出車両の出入りが多いが、不審車両の侵入を抑止したい
- 不審車両の侵入を抑止、入場記録の管理が可能
- 搬入、搬出作業の精度向上
セキュリティー
多種多様な商品、商材が集まる物流センター。敷地内に出入りする関連業者も数多く、搬入・搬出のための車両の出入りも相当数発生します。今回のお客様におかれては、これといったセキュリティー対策がなされていなかったため、商品紛失などの事故も起こりやすく、業者を装った不審車両、不審者の侵入も可能という状況。
センター内の居室の入退室管理は、人ごとのセキュリティーレベルや導線を考慮しながらシステムを構築しました。さらに、セキュリティー対象となる関係者の数も700~800人規模で(うちパートの方は500人ほど)、それぞれの担当業務範囲や職域によって、セキュリティーレベルの設定、ルール付けなどの細かい設定も必要だったのです。
ICカードとカーゲートを活用し、物流センターへ入場する全ての車両を規制、認証された車両のみ入場を許可するシステム。
関係者の入出管理をし、不法車両の侵入をシャットアウト。
PLCを採用することで、システムを独立化し、屋外で無人の管理、かつ365日稼働という要望に対応した。
関連業者や自社従業員にはそれぞれのICカードを貸与。未登録の来訪者にはゲート近くの窓口で担当者が個別対応することで入出管理を徹底。事前登録された車両はスムーズな入場が可能で入場履歴の記録もできます。
カーゲートだけでなく、建屋への入場なども各レベルで制限し、エレベーターの利用にICカードを用いることで関係のない階層への入場を防く多重セキュリティーを導入しました。
また、ICカードのタイプごとの入場レベルはお客様の要望に合わせて複数タイプを柔軟に設定することが可能です。
不正行為や事故時には映像を確認できるよう、監視カメラやデジタルレコーダーの設置も行いました。
カーゲートは通電状態であれば無人で365日の稼働が可能で、巡回や受付のための警備費用を削減できます。
今回の場合、新規導入のため新たな管理フローが発生しますが、簡単なフローで機器操作やデータ管理が可能のため、実感値としてメリットが多い導入であったと言えます。
また、車両への貨物搬入口に設置したセキュリティーカメラは安全面だけでなく、搬入ミスなどの原因究明にも使えるとのことで、搬入や貨物の陳列など作業精度があがったという予期していなかった効果もあったとのことです。
カーゲート、建屋、監視カメラに加え、プラスαのソリューションとして、緊急地震速報を告知するシステム、災害などの停電時に消化器の場所がわかる非常灯などを万が一の備えとして設置するなど、立花エレテックの得意とする「トータルソリューション」をご提供することができました。
このセキュリティーシステム導入をきっかけとして、その後新たに建設された流通センターのセキュリティーシステムも立花エレテックにご依頼いただき、全国で計6か所のセンターに、それぞれに合ったシステムを設計し、採用していただきました。
導入後も、施設の防災訓練に参加させていただくなど定期的に担当者が訪問し、アフターフォローが必要な場合に対応をさせていただいております
限定せず | 車両、人の出入りする施設への入退場管理なので、業種に縛られず柔軟に設計・導入することが可能です。 |
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