事例詳細 工場入退場管理システム(1)

  • 製造

セキュリティー

  • 業務効率化
  • セキュリティー
  • 機能向上

化学品・薬品製造メーカー 一日6000人もの入退場者をUHF帯RFIDタグでスムーズに管理!多数の人が出入りをする化学工場。渋滞を起こさないよう、車両の内の同乗者も認識できる、スムーズな入退場を実現しました。

課題

  • ケミカル工場のため、万が一の災害の際、工場内の人員を確認できるシステムを導入したい
  • 社員のみならず、関連会社・取引業者・ゲストの工場への入退場管理を行いたい
  • 車両入場時でも同乗者含め簡単な動作での認証を行いたい

導入効果

  • 構内在場者のリアルタイムでの検索、確認が可能
  • 社員、関連会社など6000人/日の入退場管理に対応。登録人数は40000人
  • UHF帯RFID使用長距離認証雨天でも車外にでることなく、同乗者との同時認証が可能に!

導入の背景・課題

日々6000人の入退場管理。万が一の際の安全管理の観点からも早急な対応が必要

ケミカル工場という特性上、作業現場では様々な化学薬品を扱います。そのため、万が一の災害があった場合、安全確保の観点から構内の在場者は何人か、またそれは誰なのかを管理する必要性がありました。車両での入場の場合、運転手のみならず同乗者に対しても入場の際に手間をかけず迅速な認証フローとするご要望もいただいておりました。


導入したシステムの概要

車両認証機と歩行者認証機イメージ

長距離読み取りができるUHF帯RFIDタグを利用して、車内から認証機にタグをかざすだけでゲートをオープンし、入場者のログを取得。車両内の同乗者の認証も容易に可能。

導入のポイント

短い認証時間、運用の手間やコストの低減。使う人、管理する人双方にメリットのあるシステムを構築

今回、車両からの簡易な認証動作での入退場というご要望の実現のため、カーゲートには長距離認証(4~6m)ができるUHF帯RFIDを採用しました。これにより、窓を開けてのタッチ認証などの作業も不要となり、雨天時でもぬれずに認証が可能、さらにタグを持っている同乗者の同時認証も可能です。
歩行者の場合、誤認証を防ぐために、読み取り機側の読み取り距離を短く調整することで対応。認証そのものにかかる時間も短く、最大9人同時の複数人数の読み取りも可能にしています。
管理・運用面では、複数あるゲートの入退場記録を一つのサーバーに送り、管理・運用PCで管理することでゲート間のデータの連携を実現しています。また、24時間365日稼働できるシステムとなっており、時間による制限はありません。電池交換などが不要でランニングコストも安価なパッシブタグを使用しています。

パッシブタグ 電池不要のため電池切れによる認証不可が発生しない。社員証にも貼れるサイズのため、携行が容易。


導入後の効果

実際のセキュリティーの向上はもちろん、使用者の意識の向上も得られ、信頼性もアップ!

第三者の不正入場の抑止はもちろん、入退場記録の確認により、場内在場者の確認がリアルタイムで検索可能になりました。目に見える、わかりやすい入退場ゲートは社員、関連会社スタッフなど使用者に対してセキュリティーへの意識醸成にも役立っているとのことです。
確実な入退場管理を行うことで、万が一の際の備えを行うことができ、それが対外的な信頼の向上にもつながるという良い効果を実感していただけました。

  • 車両認証機

  • 歩行者認証機

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