- その他・サービス
セキュリティー
- 業務効率化
- セキュリティー
- 第三者及び部外者が自動シャッター経由により、工場作業現場へ容易に侵入できる
- 工場作業現場への不正入場の抑止
- 事故・製品損傷件数の軽減とそれにともなう対外的な信頼度の向上
セキュリティー
工場入口には自動シャッターが設置されており、自動ドアの要領でセンサーが感知するだけでシャッターが開いてしまうため、第三者でも容易に場内への入退場が可能であり、セキュリティー上望ましくない環境でした。
また、作業工程上、フォークリフトの場内への出入りが頻繁に行われる状況の中で、情報管理の観点からも入退場管理を行う必要がありました。
今回は自動シャッターと連動する形で、工場に出入りするフォークリフトを記録し、誰が、いつ入場ゲートを通過したのか、または退場したのかまでを管理するセキュリティー向上が課題でした。
フォークリフトに搭乗した運転者のRFIDタグ、またはフォークリフトに取り付けたRFIDタグを認識・認証することにより、自動シャッターと連動してシャッターを開け入退場のログを取得する。
入退場管理システムの導入にあたって、セキュリティーの向上はもちろんですが、入退場に関して手続きや認証作業が増えるようでは最適なソリューションとは言えません。今回導入したRFID認証システムは、入退場の人為的な作業は必要なく、非接触での認証になるので、入場者自身に特に動作が発生することはありません。
入場者はRFIDタグを内蔵した作業服を着て、ゲート前に立つだけで読み取り機が認証を行い、立ち入り許可者のみ通行が可能となりました。
繁忙時間帯には1分に一台以上のフォークリフトの行き来がありますが、目立った渋滞を起こさずスムーズな入退場が可能になります。
入退場管理システムの導入で、セキュリティー向上を無事達成することができました。
それに加え、RFIDタグをフォークリフト乗車可能技能者のみに配布するというルールを徹底することで、場内への技能者以外の入場を制限。それにより、作業品質も向上し、場内での事故や製品の損傷件数も劇的に低減。これまで以上に対外的に信頼を得られる二次効果を生み出すことに成功しています。
長距離認証が可能となるUHF帯RFIDを使用することで、入場管理だけでなく、製品、材料、部品管理も可能となり、さらなる品質、効率の向上が期待できます。