- 製造
エネルギー
- コスト削減
- 省エネ・エコ
- 照度アップと電気料金削減を両立したい
- 現状のメタルハライドランプでは高天井でランプの交換も手間とコストがかかる
- 水銀灯からLED採用により、平均照度33%アップし、年間消費電力費を約29%削減
- LEDではランプ寿命がメタルハライドランプの約2.5倍で、交換頻度も減少
エネルギー
お客様は、工作機械・FAシステム・精密機器等の製造販売を行なっている会社です。省エネの意識は年々高めていく中で、ISO14001環境マネジメントシステムを取得され、「地球環境保全」にも積極的に取組まれています。
今回、照度アップと電気料金値上げに伴いより効率的な省エネ・コスト削減対策を目指すため、工場で使用している照明のリニューアルを急務で行いたいとのご要望で立花エレテックにご相談いただきました。
今回導入したのは、三菱電機製のLED高天井用シーリング。水銀ランプ700Wと同等の明るさで、消費電力などのコストを削減できます。また、夏季など一時的な高温環境にも柔軟に対応、最高45℃前後までの環境で使用できます。
EL-C30000N
今回のご要望では、現状の照度をアップしたい、とのことで配置は既設のまま行いました。メタルハライドランプでは特性上、再点灯に時間がかかりますが、LEDは即時点灯・再点灯できるため、必要な時だけ点灯することで、節電と省エネ効果が期待できます。
工事の際苦労した点は、LEDは従来の水銀灯より重量が重いため、落下しないよう強度には細心の注意を払い、工夫をしながらのニューアルになりました。
LEDだけでなく、水銀灯からセラミックメタルハライドランプ+高反射笠への変更するだけで十分メリットがあるケースもあるので、その都度お客様のご要望に合わせて柔軟なご提案をしています。
導入後のLEDではメタルハライドランプから照度がアップし、作業に適した必要な明るさを確保できています。目的に合わせた照明に切り替えることで、作業環境の向上にもつながります。ランプ寿命も約24,000時間から約60,000時間とより長持ちするようになっているため、ランプ交換の頻度も少なくすることが可能で、年間約128万円ものランニングコストが削減になりました。
安全性、快適性、経済性と3つのポイントを押さえた理想のリニューアルを実現することができました。