- 製造
エネルギー
- コスト削減
- 省エネ・エコ
- 機能向上
- 既設空調機を約20年以上使用しているため、老朽化も著しく、維持コストがかさむ・メンテナンス部品がない
- 空調機の消し忘れや、設定温度の下げすぎでムダが多い
- 更新リニューアルでランニングコスト20%、CO2発生量28%カットに成功
- 集中管理機能を導入することで、空調機の徹底管理が可能に
エネルギー
お客様は、自動車部品などの製造メーカーです。開発・管理棟では、空調機を20年近く使用しており、老朽化によるメンテナンスコストが増大。省エネ性能も高くないため、ランニングコストもかかることが悩みとなっていました。
より効率的でランニングコスト・CO2発生量を抑え、省エネを実現する空調機のリニューアルを検討されていました。
そこで、立花エレテックが、お客様より既設空調機の機能、年間使用状況などをヒアリング、リニューアル後のシミュレーションを行い、ご要望に沿った空調機をご提案させていただきました。その結果、3期にわたりフロアごとの大規模リニューアルを行うこととなりました。
リプレースとは、既設配管の再利用のこと。今回導入したリプレースマルチは、三菱電機独自の配管洗浄技術「気液二相冷媒方式」により配管内の鉱油や塩素化合物を効率よく確実に除去します。
まずご提案前に既設機種の仕様を調査→現状の不満、改善要望、年間の使用状況(冷暖房)をヒアリング→左記を加味した最適な機種を選定→その情報を元にシミュレーションを行い、具体的なコストメリット、CO2削減量を算出しました。
プラスαで集中管理機能(操作制限やスケジュール管理)など、お客様の手間を省きコストを下げるためのご提案も合わせて行いました。
既設設備と導入後の年間のランニングコスト、原油換算量、CO2発生量を細かく試算します。
期待値を具体的な数値でご覧いただくことで、メリットがイメージしやすいご提案をしています。
ランニングコストは20%(289万円/年)、原油換算量は28%(36kL/年)、CO2発生量は28%(42ton-CO2/年)カットに成功しました。
集中管理で操作を制限できるので、確実に管理ができるようになっています。設定温度の制御や、消し忘れ防止タイマーなど、ムダな消費電力の抑制にも一役買っています。