- 製造
エネルギー
- コスト削減
- 省エネ・エコ
- 再生可能エネルギーを導入して、大幅なCO2排出量削減を実現したい
- 国道沿いに設置するため、全体のデザインも重視したい
- 150kWの発電量確保、CO2排出量は1990年度比で50%削減に成功
- イメージカラーにこだわった、スタイリッシュなデザインで環境貢献のイメージアップにつながった
エネルギー
お客様の会社では企業として、再生可能エネルギーの導入を推進されており、工場、研究所、研修所等には太陽光発電設備の導入を検討されています。
今回、太陽光発電設備を設置する研究開発棟は、場所が都市部中心地にある工場内の一角で、一般の方の目に触れられる立地。「企業ブランドのイメージアップにもつながるよう、外観の見た目にもこだわりたい」とのご要望もあり、新築間もない研究開発棟に対してだけでなく、周辺環境にも十分配慮する必要性がありました。
環境配慮型で耐環境製にも優れた太陽光モジュールです。
無鉛はんだモジュールを標準製品とし、地球にやさしいものづくりを推進しています。モジュール廃却後の、鉛の土壌への溶け出しを防ぎ、今後の鉛規制強化にもいち早く対応しています。
モジュール裏面のフィルムに、耐候性に優れた積層構造のPETフィルムを採用したハイバリア仕様です。フレームやネジ類についても耐蝕性に優れたメッキ処理を施しています。
新開発プロテクションバーにより構造強度を高め、モジュール表面からの荷重3,600Paまで耐えられます。
モジュール内部の太陽電池セルの配置間隔を広げ、セルの相互接続に用いるタブ線のストレスを低減することで、設置後の温度サイクル等に対する長期信頼性を確保しています。
2011年に建設された研究開発棟は、都市部周辺環境にも配慮した非常にデザイン性の高い建築物でした。
また、企業のイメージカラーにも合致するようにとのご要望もあっての太陽光モジュールの選定を行いました。
今回、立花エレテックがご提案したのが三菱電機の多結晶モジュール。
このモジュールは一般的にイメージされる黒いものと違い、表面が青色をしています。この青色が同社のイメージカラーと合致し、最終的に採用いただくことになりました。
建物の表面に太陽光発電設備を組み込むことで、150kWの発電量を確保でき、環境装置として新しいファサードを実現しています。
全国的な電力不足の中、発電量を確保できることで緊急用電力にも対応できます。
また、電力需要量を削減することで経済効果にも期待でき、CO2排出量削減など、グループ全社横断で取り組んでいるエコプロジェクトにも大きく貢献。省エネルギーに対する社員の皆さんの意識も高まっています。
また、建築物のデザイン性を損なわない太陽光発電設備の導入により、車で通行する方の目を惹き、企業として環境貢献のアピール度は絶大です。
今後は工場、研究所、研修所など新設設備を建設する際には、太陽光発電設備の導入を検討されていますので、さらに大きな効果を期待できると思います。
製造業 | 再利用可能エネルギーによる電力を電力会社が固定価格で全量を買取る制度(全量買取制度)により、産業用太陽光発電が注目されています。特に工場屋根は設置面積が広く、施工が容易な事から、製造業への設置事例が増加しています。 |
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